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造血幹細胞からの血液(血球)の産生。
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海綿から発見された、糖鎖に結合するタンパク質(レクチン)。トロンボポエチン受容体を活性化し、造血サイトカインの性質を持つ。タグ:
造血の過程において、ホルムアルデヒドを介して二本のDNA鎖の間に形成される化学結合。クロスリンクは共有結合であり、自然に外れない強力な結合。タグ:
造血分化の際、クロスリンクDNAの傷を修復する分子機構で働くと考えられているタンパク質。ファンコニ貧血の原因遺伝子。FANCPやBTBD12とも。ユビキチンに結合するアミノ酸配列であるUBZ4ドメインを使ってDNAの傷に結合する。これにはRNF168酵素分子が必要。タグ:
造血ニッチ細胞が発現し、CXCR4とCXCL12の結合に関与する分子。顆粒球コロニー刺激因子によって発現が抑制される。VCAM-1は多くのセリン残基を有しており、セリンプロテアーゼによって切断される。この切断はHSPCs動員作用のメカニズムの一つと考えられている。切断された断片はsVCAM-1と呼ばれる。
CXCケモカインのひとつ。CXCL12をリガンドとする。好中球に発現する。ニッチ細胞から分泌されたCXCL12は造血幹細胞上のCXCR4に結合し、細胞遊走を引き起こす。また、造血ニッチ細胞が発現しているVCAM-1と造血幹細胞が発現しているVLA-4も両細胞の結合に関与する。CXCL12-CXCR4シグナルは、臓器特異的な血管形成、心形成、生殖細胞幹細胞の生殖腺へのホーミングなどに必須であることが明らかとなっています。
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