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血液中に含まれる、造血幹細胞から分化した細胞の総称。
造血幹細胞自体を指す場合もある。
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霊長類にのみ存在する、mRNAの発現が非常に低い遺伝子。レトロウイルスのエンベロープ由来。造血細胞系列特異的に限られた時期にだけ高発現する。また、ヒト単球細胞にリポ多糖(LPS)を与えることで発現が上昇することが報告されている。タグ:
ポルフィリンの過剰産生が原因となる疾患。ヘム合成に関わる7つの酵素いずれかの活性が低下あるいは欠損することにより起こる代謝異常。その産生が主として肝細胞で起こるか骨髄の造血細胞で起こるかによって以下のように分類される。-肝性ポルフィリン症-骨髄性ポルフィリン症(赤芽球性ポルフィリン症)臨床的立場からは症状の違いによって以下のように分類される。-急性ポルフィリン症(急性神経症状を主徴とする)-皮膚ポルフィリン症(皮膚光線過敏症を主徴とする)
造血細胞移植後に起こる合併症のひとつ。類洞閉塞症候群とも。骨髄破壊的前処理による類洞内皮細胞や肝細胞の傷害によって類洞の閉塞・鬱血が起こる。症状は体重増加、腹水貯留、痛みを伴う肝腫大、黄疸など。重症例では多臓器不全へと進展し致命的。治療薬としてデフィブロチドの有効性が報告されている。
リンパ器官(脾臓やリンパ節)の一部のマクロファージに発現するレクチン。造血細胞に発現するシアル酸に結合する。マクロファージにおけるシアロアドヘジンの発現はIL-1βやTNF-αによって誘導され、糖尿病性腎症の発症や進展に関わることが示唆されている。
胎児の肝臓、生後は骨髄中に存在し、生体内の全ての血液細胞(主に赤血球、血小板、顆粒球、B細胞、T細胞)を生涯に渡って生産する組織幹細胞。造血幹細胞から1日に数千億個もの新しい血液細胞が生成される。体内では骨芽細胞と血管内皮細胞に接して存在する。造血幹細胞は、胎児期に大動脈周囲(AGM)で発生し、肝臓(胎児肝)で活発に増殖した後、CXCL12によって骨髄に移動、定着(ホーミング)し、細胞周期が遅い状態で維持され、すべての血球を産生し続けます。従来は、造血幹細胞がまず造血多能性前…
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