健康用語WEB事典

遅発性筋肉痛(delayed onset muscle soreness : DOMS)

運動をしてから数時間〜48時間後に痛みが生じて一週間程度でなくなる筋肉痛。この筋肉痛は、縮めた筋肉を引き伸ばす運動(伸張性収縮)を行った際に発生する。

遅発性筋肉痛の原因は、筋肉の周りの結合組織に小さな傷ができて炎症が起こり、それによって痛覚の神経が過敏になることとされる。*1

運動中に生じる結合組織の微細構造の損傷後の炎症反応に伴う内圧の増加などの機械的刺激や,温の上昇による熱刺激,ブラジキニンセロトニンヒスタミンカリウムイオンなどの発痛物質による化学的刺激それぞれが,多種侵害受容器であるAδ線維C線維自由終末?に作用することによって痛みが受容されると考えられる。*2

同じ伸張性収縮を繰り返し行うことで遅発性筋肉痛は軽減される。*3

*1大阪市立大学大学院医学研究科整形外科学 毎日新聞 筋肉痛 知って付き合う 2/19: http://www.med.osaka-cu.ac.jp/orthoped/images/pdf/20100219.pdf
*2遅発性筋肉痛における筋硬度と筋力との関係: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2011/0/2011_Cb1397/_article/-char/ja/
*3KAKEN — 研究課題をさがす | 伸張性収縮による骨格筋の活性と損傷および適応に関する研究 (KAKENHI-PROJECT-15K21426): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15K21426/

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このページの最終更新日時: 2018-04-08 (日) 08:18:32