遊離脂肪酸(free fatty acid : FFA)

体内に存在する脂肪細胞中性脂肪)が分解されることで血液中に遊離される脂肪酸血液中ではその80%程度がアルブミンと結合して存在する。*1*2

生体が活動する上で必要なエネルギーを供給するが、過剰に血液中に増えると高遊離脂肪酸血症心血管疾患の原因となる。*3

血液中の遊離脂肪酸量は脂質代謝状態によって変動するため、遊離脂肪酸の測定は糖尿病脂質異常症などの代謝性疾患の診断基準となる。

交感神経の活動が亢進することによって、ノルアドレナリンが遊離され白色脂肪細胞上のβ3受容体に結合することによって中性脂肪が分解し遊離脂肪酸が分泌される。遊離脂肪酸は褐色脂肪細胞に運ばれ、ミトコンドリア内に輸送された後にβ酸化される。... 脂肪細胞が肥大化すると、特に内臓に存在する脂肪細胞から遊離脂肪酸が遊離される。この脂肪酸褐色脂肪細胞において燃焼されるが、一部骨格筋肝細胞にもCD36というタンパク質によって運ばれる。*4

*1脂肪細胞とインスリン抵抗性(星薬科大学オープン・リサーチより): http://polaris.hoshi.ac.jp/openresearch/kamata%20(adipocyte)--2.html
*2遊離脂肪酸(非エステル型脂肪酸), FFA(NEFA):free fatty acid(non-esterified fatty acid): https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/sisitu/ffa.htm
*3群馬大学大学院保健学研究科 生体情報検査科学講座 横山・松井研究室: http://heart.health.gunma-u.ac.jp/research.php
*4脂肪細胞とインスリン抵抗性(星薬科大学オープン・リサーチより): http://polaris.hoshi.ac.jp/openresearch/kamata%20(adipocyte)--2.html

遊離脂肪酸に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]

コメントはありません。


このページの最終更新日時: 2018-08-12 (日) 15:41:40