健康用語WEB事典

過酸化脂質(lipid peroxide)

脂質を構成する不飽和脂肪酸を体内の活性酸素酸化することによってできる、酸素が結合した不飽和脂肪酸のこと。「過酸化脂質」は特定の物質ではなく、一連の脂質過酸化反応で生じる種々の反応産物の総称として用いられることが多い。*1

過酸化脂質には毒性があることが確認されており、細胞膜不飽和脂肪酸が過酸化脂質に変化すると、健康上の不具合が発生すると言われる。また、多価不飽和脂肪酸飽和脂肪酸に比べて酸化されやすい。*2

体内で発生する過酸化脂質と疾病や老化が関係していると言われており、具体的には動脈硬化糖尿病高脂血症などの原因とされている。*3

が空気中の酸素に触れて酸化すると、まずヒドロペルオキシドができますが、それが分解するとカルボニル化合物になります。そのカルボニル化合物の中には、下痢などを引き起こすものもあって危険なのです。*4

*1遠藤泰志 東北大学農学部 過酸化脂質: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1995/42/8/42_8_611/_article/-char/ja/
*2生体内における過酸化脂質の発生と消去: http://plaza.umin.ac.jp/j-jabs/32/32.257.pdf
*3過酸化脂質と生活習慣病: http://www.nncj.nestle.co.jp/asset-library/documents/04-%E5%AE%AE%E6%BE%A4.pdf
*4「世界で採用されるような、油脂成分の新しい分析方法を開発したい」 | 大学の学びはこんなに面白い | 東京工科大学: http://www.teu.ac.jp/interesting/019083.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:42