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金属原子のイオン。全てが陽イオンとなる。
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マンヌロン酸とグルロン酸からなる直鎖のヘテロ多糖。昆布やわかめなど褐藻類の細胞外基質の主成分となる。その含量は乾燥重量の約30%を占めるとされる。海藻(Algae)から得られる酸性物質であることからその名が付けられた。その性状から食品の増粘剤やゲル化剤などとして利用される。マンヌロン酸を多く含むアルギン酸は柔らかく弾性の高い性状を示し、グルロン酸を多く含むアルギン酸は硬く脆い性状になる。その化学構造によって金属イオンを吸着させる。アルギン酸が金属イオンを結合するのは、主に脱プ…
ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6熱やアルカリ、酸化によって分解される。また、銅や鉄などの金属によって酸化されやすい。ビタミンC自身は酸化されやすい物質で、他の物質が酸化されることを防ぐ抗酸化作用を持つため、酸化防止剤として食品に使われる。体内ではミネラル(鉄や銅)の還元の他、SODを還元するなど多くの酸化還元反応に関与している。ビタミンC自身が酸化されるこ…
酵素の表面に存在する、その酵素の基質が結合する部位。酵素はその活性中心に基質が結合することで触媒として働く。活性部位とも呼ばれる。酵素は分子量数万〜数十万を超える巨大なタンパク分子であるが,触媒として反応に直接関与するのはある限られた領域に存在するアミノ酸残基のみである.この領域を活性部位あるいは活性中心と呼ぶ.活性中心は数十個のアミノ酸残基が空間的に一定の配置を保って構成される。その一部(一個の場合もある)のアミノ酸残基が化学修飾を受けて変化すると活性中心としての機能が失わ…
金属イオンが結晶化した、数nmの金属の微粒子が原因となるアレルギー。Th17細胞が関わるとされる。近年、金属から溶け出した金属イオンが再結晶化することで、金属ナノ粒子が自然発生することが明らかとなってきました。本事実は、例えば、人工関節や装着したネックレスなどから金属イオンが溶け出し、金属ナノ粒子が自然発生することで、我々が日常的に金属ナノ粒子に曝露され得ることを示しています。非金属やイオンを放出しない金属(金)では、アレルギーの発生が確認されていないことから、金属イオンを放…
ミネラル(主にカルシウムとマグネシウムの金属イオン)の含有量が多い水。世界保健機関の定義では、含まれる金属イオンが炭酸カルシウム換算で120mg/L以上のもの。逆に、ミネラルが少ない水のことを軟水と呼ぶ。
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