最近更新された用語
微生物が行う、酸素の代わりに鉄を使う呼吸。*1
関連する用語
無色透明な気体。大気中の気体の約21%が酸素である。化学式はO2生物が呼吸によって取り込む気体。血液中のヘモグロビンによって運搬される。成人では安静状態で1日あたり約430L消費する。細胞がエネルギーを生み出すために必要。タグ:
肉眼で判別できないような微小な生物のこと。直径1mm以下の生物。ウイルスも含める場合がある。通常、微生物と呼ばれるものには菌類(かび、酵母、きのこ)、細菌(放線菌を含む)、原生動物、ウイルス、及び一部の単細胞藻類が含まれる。オランダのレーウェンフック(Antonie van Leeuwenhoek)によって、微生物(細菌)の存在が確認された。発見当時は小動物(little animals)と記述された。
ヘモグロビンの原料となり、主に酸素を細胞に運ぶ働きをするミネラル。食品の栄養素としての鉄を強調する場合は「鉄分」と表記されることもある。ヒトは鉄を1日約1mgを消費する。しかし、食品からは8〜15%程度しか吸収できないため、消費量の約10倍(10mg)を摂取する必要がある。大部分は十二指腸で吸収される。吸収された鉄はトランスフェリンと結合して血液中を移動する。鉄には植物性食品に含まれる非ヘム鉄(三価鉄、Fe3+)と肉類に含まれるヘム鉄(二価鉄、Fe2+)の二種類があり、ヘム鉄…
酸素を必要としない呼吸。代わりに糖質などを利用して、有機酸を排出する。これに対して、酸素を必要とする呼吸を好気呼吸と呼ぶ。現在の地球上の生物の多くは、酸素(O2)を使って呼吸し、生体エネルギーATP(アデノシン三リン酸)を得ています。しかし、地球上に酸素が出現したのは、今から30億年前といわれており、それ以前に生存していた微生物は、酸素の代わりに、窒素や硫黄の酸化物を使って呼吸を行っていました。-硝酸呼吸-硫酸呼吸-硫黄呼吸-鉄呼吸
体外から必要な気体を取り込み、同時に体内の不要な気体を放出する生命活動。一般的な呼吸(外呼吸)と、細胞などが行う生物学的な呼吸(内呼吸)に分けられる。空気中の酸素を肺に取り入れ、体内の不要な二酸化炭素を排出すること。成人の場合、1分間に12〜20回行われる。糖類などの有機化合物と外呼吸によって取り込んだ酸素を利用して、細胞内でエネルギーを取り出すことを内呼吸または細胞呼吸、組織呼吸と呼ぶ。内呼吸も代謝における異化のひとつである。肺で取り込まれた酸素は血液によって体の各細胞へと…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。