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胸の上に横たわる骨。内側は胸骨、外側は肩甲骨と繋がっている。
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脂肪細胞のひとつ。熱を作るミトコンドリアが多く含まれるため褐色に見える。複数の脂肪滴を持つことから多胞性脂肪細胞とも呼ばれる。大きさは白色脂肪細胞の10分の1程度。褐色脂肪細胞は鎖骨付近や肩甲骨周囲、脊椎周囲、胸などに分布し、脂肪を使って熱を産生する働きを持つ。脂肪をエネルギーに変換する際は、白色脂肪細胞と同じくアドレナリン受容体が関わる。褐色脂肪細胞にはTRPV2が多く発現し、寒冷環境下(4℃)では交感神経の活動上昇に伴ってさらにその発現量が増加する。このTRPV2が刺激さ…
未分化の間葉系幹細胞が直接骨芽細胞に分化して、それから骨が形成される骨形成(骨化)。主に頭蓋骨などの扁平骨に起こる。膜性骨化とも。骨を太くする骨化であり、軟骨形成を伴わない。頭蓋骨および鎖骨の形成と長管骨の横軸方向への成長に重要であり、このプロセスは骨の外周を包む骨膜に存在する骨膜幹細胞により仲介される。タグ:
洞不全症候群や完全房室ブロックなどによって拍動が通常より遅くなった心臓の代わりに拍動を制御する発振器。重量は20g程度。5〜10年毎に電池の交換が必要。主な埋め込みは鎖骨下の胸部の皮膚を約4~5cm切開して行う。腹部に埋め込む方法もある。
副腎髄質や全身の大動脈付近の交感神経節鎖と近接して存在する器官を指す。パラガングリアとも。副腎髄質以外は副腎外傍神経節と呼ばれ区別される。これらは頚静脈鼓室、頚動脈間、鎖骨下、喉頭などの領域に存在し、心肺機能や血液分布などを制御する化学受容体として機能している。交感神経節鎖と傍神経節は発生学的には同一であるが、前者は神経の形質を発現し、後者は内分泌としての分化を示すもの。
鎖骨、肩甲骨、烏口突起によって構成される肩の骨格。
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