長期増強(long-term potentiation : LTP)

シナプスの結合が持続的に強まること。海馬における記憶形成の基本的な仕組みと考えられている。具体的には、海馬神経系のプレシナプスに高頻度刺激を与えると、興奮性シナプス伝達効率が増大し、その状態が数時間以上持続する現象。*1*2

海馬CA3領域錐体細胞から海馬CA1領域錐体細胞への投射であるシャッファー側枝に高頻度の電気刺激を与えることで、シナプスにおける伝達効率が持続的に増加する現象として発見された。*3

海馬の長期増強は、NMDA受容体の活性化とそれに続くシナプス後膜細胞内のカルシウムイオン濃度の上昇が引き金となり、さらにCaMKⅡERKCREBの活性化によって生じることが知られている。

*1記憶力向上に対するストレスフリー療法による治療技術を開発 | サイト更新 | ストレスフリー 【ストレスフリー療法研究会】: http://www.ryotokuji-u.ac.jp/stressfree/?p=374
*2KAKEN — 研究課題をさがす | フラボノイドの記憶増強作用 (KAKENHI-PROJECT-19590086): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19590086/
*3情動記憶の脳科学 : 海馬を中心に - 九大コレクション | 九州大学附属図書館: https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_detail_md/?lang=0&amode=MD100000&bibid=19246

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このページの最終更新日時: 2019-11-15 (金) 08:21:55