関節リウマチ(rheumatoid arthritis : RA)

自己免疫疾患であるリウマチのひとつ。

関節滑膜炎症によって滑膜の増殖が起こり、痛みとともに関節中の軟骨が破壊され、関節が変形する。*1

痛みのある関節を動かさなくなることで、関節の可動範囲が狭くなったり関節がひとかたまりのとなって動かなったりといった症状が現れる。*2

75%の患者でIgG分子に対する自己への抗体が検出されるため、B細胞およびヘルパーT細胞免疫寛容に異常が起こっていると推測されている。*3

一卵性双生児では、共に関節リウマチを発症する確率が15〜34%程度である。これは通常の兄弟姉妹が共に発症する確率である3〜7%に比べて高いため、遺伝的要因(HLAクラスⅡ分子)が関与しているとされる。*4

遺伝的な発症に最も関わる遺伝子HLA-DRで、特異性の高い自己抗体は抗シトルリン化タンパク質抗体とされる。*5

*1関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000402.html
*2リウマチとは- 東京女子医科大学: http://www.twmu.ac.jp/IOR/diagnosis/ra/about-rheumatism.html
*3技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25
*4技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5)
*5免疫寛容の破綻 山本一彦 東京大学大学院医学系研究科内科学専攻アレルギーリウマチ学: https://www.jstage.jst.go.jp/article/toxpt/42.1/0/42.1_EL3/_pdf/-char/ja

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このページの最終更新日時: 2018-08-28 (火) 08:21:30