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関節を包む膜。関節包の内部の空間(関節腔)は滑液で満たされている。
外側の線維膜と内側の滑膜の2つで構成される。*1
関連する用語
膝蓋骨の下部と脛骨粗面を繋ぐ腱(靱帯)。膝蓋靱帯とも呼ばれる。大腿四頭筋の停止腱であり、膝の関節包を補強する役割を持つ。大腿の筋肉と協調して膝を伸ばす際に必要となる。膝蓋腱の損傷による炎症は膝蓋腱炎またはジャンパー膝と呼ばれる。
中年期以降に起こる、肩関節の痛みと肩の可動域の制限などの腱板断裂に似た症状が現れる状態。加齢によって肩関節の関節包が縮むことが原因とされる。好発年齢は40~60代。肩関節周囲炎とも。五十肩は明らかな原因が認められないことが多い。発症初期には比較的強い痛みがあり、しばらくすると痛みは和らぐが肩の動きが次第に悪くなる。肩の酷使によって炎症や損傷が起こりやすく、痛みや可動域の制限が起こると考えられる。痛みが長引くときは腱板断裂を疑う。五十肩は腱板断裂とは異なり、腕を上げる途中に痛み…
関節包の滑膜から分泌される粘性のある液体。関節液や関節腔液とも。関節を構成する軟骨に酵素や栄養を供給したり、骨同士の摩擦を減らしたりといった役割を持つ。ヒアルロン酸と血漿成分を含む。関節軟骨と滑膜組織によって取り囲まれた関節腔はきわめて少量の滑液によって満たされている。この滑液は関節軟骨同士が直接接触することを防ぐとともに,その構成成分であるヒアルロン酸などが関節内の潤滑油として機能し,各種運動時に関節表面に生じる摩擦をほとんどゼロにしている。… 健常者の滑液中には0.14-…
複数の骨の連結部分。関節は関節包と呼ばれる丈夫な緻密結合組織性の袋で包まれており、関節包の中(関節腔)は滑膜から分泌される滑液と呼ばれる液体で潤されている。関節腔の中に入る骨の端は関節軟骨で覆われている。また、これらで先が尖っているものを関節頭、先が窪んでいるものを関節窩と呼ぶ。出典: PHP研究所 順天堂大学医学部教授 坂井建雄 監修 骨のひみつ 人体のしくみがよくわかる! 2015/9/7関節の種類名部位車軸関節首、前腕球関節肩、股楕円関節手首、顎蝶番関節指、肘、膝鞍関節…
関節の構成要素のひとつ。関節包を構成する2つの膜のうち外側の膜。
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