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関節に起きる炎症の総称。
外傷や細菌・ウイルスの感染、その他の疾患など様々な原因が存在する。*1
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NK細胞が持つ受容体を持ちながら、T細胞のT細胞抗原受容体(TCR)を発現している免疫細胞。形態学的にはNK細胞に似た顆粒リンパ球。NK細胞同様、自己MHCクラスⅠ分子を失った細胞のみを攻撃する。ナチュラルキラーT細胞とも。NKT細胞は一種類のT細胞抗原受容体しか発現せず、認識できる抗原が少ない。樹状細胞が提示するスフィンゴ糖脂質を認識して活性化する。NKT細胞はCD1dに結合した糖脂質抗原を認識し活性化され、短時間に大量のTh1サイトカイン(IFN-γ、TNF-α)、Th2…
滑膜線維芽細胞においてRANKLや軟骨を破壊するタンパク質の発現を誘導する主要な遺伝子(転写因子)。関節リウマチの骨破壊を誘導する組織破壊型の滑膜線維芽細胞をつくるもととなる。滑膜線維芽細胞のETS1を欠損させると関節炎の骨と軟骨の破壊が共に抑制されることが報告されている。タグ:
核酸(DNAまたはRNA)をタンパク質の殻で囲んだ物体。ウィルスとも表記される。細胞を持たず、自らは代謝や繁殖も行わない。また無機化合物のように結晶を作るため、生物と無生物の間の存在と言われる。ゲノムとする核酸(コア)の種類によってDNAウイルスとRNAウイルスに大別される。ウイルスの大きさは、ほとんどのものが2030nmで、大きいものでも数百nmであり、細胞に比べてはるかに小さい。他の生物の細胞に自分の核酸を送り込んで増殖する。ウイルスの感染を受けた細胞は死滅するが、ウイル…
ヘモフィルス・インフルエンザの型のひとつであり、この細菌による感染症の95%を占める。細菌性髄膜炎の原因細菌。感染症はほとんどが5歳未満に起こり、肺炎や敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎などの重篤な疾患の原因となる場合がある。莢膜多糖としてポリリボシルリビトールリン酸(PRP)を有する。ワクチンとしてヒブワクチンがある。Hibの94%がヘモシンを産生する。Hibの全てがIgA1プロテアーゼを産生する。
リウマチ性疾患(自己免疫疾患)のひとつ。アジアやアフリカの女性に多く、患者の9割が女性とされる。国内で2013年に新たに申請された全身性エリテマトーデスの患者数は約6万人。細胞の様々な部分(細胞膜、細胞質、DNA)や免疫グロブリン(IgG)などに対する自己抗体によって炎症が引き起こされる。炎症が引き起こされた組織からは免疫複合体が放出され、それが血管や腎臓、関節などの部位に沈着することで全身に慢性炎症が起こる。発熱や倦怠感、関節炎、皮疹、神経・腎臓・心肺の疾患などの数々の症状…
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