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糖鎖を特定の酵素によって分解した際に、その酵素ではそれ以上分解できなくなって残るデキストリン。*1
関連する用語
腸液(小腸粘膜)に含まれる、少糖類の分解に関わるエキソ型グルコシダーゼ。イソマルトースが持つα-1,6結合を切断できる。非還元末端からα-1,4結合、α-1,6結合を加水分解してグルコース残基を遊離させる。限界デキストリンの分解に必須。
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
糖類や他の分子が鎖のように繋がったもの。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。小胞体膜に存在するドリコール脂質上に作られる。糖鎖の構築にはグルコースが必要であることが報告されている。糖鎖は、細胞小器官の1つである小胞体膜に存在するドリコール脂質上に構築され、複数の段階を経て未成熟型から成熟型ドリコールオリゴ糖になります。そして、オリゴ糖転移酵素によってひとまとめに特定のタンパク質に結合します。その際、グルコースが十分に細胞に供給されると、成熟型ドリコールオリゴ糖が合成され…
デンプンやグリコーゲンがアミラーゼなどによって加水分解されてできるグルコースの重合体。環状になったデキストリンはシクロデキストリンと呼ばれる。
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