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自らの意思によって制御可能な運動。
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身体を動かすこと。児童期(12歳まで)の運動経験は脳内神経ネットワークの最適化が促進し、後年の認知機能が高くなることが報告されている。以下の2つに分類される。-無酸素運動-有酸素運動また、意思の有無によって以下のように分類される。-随意運動-不随意運動タグ:
体の一部を繰り返し動かしたり、無意味な声や咳払いを繰り返したりする疾患。単にチックとも。小児に多いとされる。チックとは、「突発的で急速で、かつリズミカルではなく同じように繰り返される運動や音声」(根來,2008)であるとされる。チックは“不随意運動”と言われていたが、一時的にコントロールが可能であるので“半随意運動”(金生,2013)という見方が近年では一般的である。一時的なチックは主として幼児期後半から学童期に発症することが多く、5〜10人に一人に見られるとされる。短時間は…
受精から生後4ヶ月の間に起こる、脳の形成異常による麻痺。大脳皮質の虚血や脳内出血も原因となる。運動や姿勢に不自由さがあるが、脳の病気そのものは進行しない。錐体路を障害するため、摂食嚥下機能障害や構音障害に代表される口腔顔面の随意運動障害を併発することが多い。
上位運動ニューロンの神経路。錐体路とも。大脳脚中央の1/3を占める。随意運動を制御する主要な神経回路のひとつ。ヒトを含む哺乳類に広く存在する。延髄で反対側へ交差して伸びる。大脳皮質(大脳皮質5層)の運動野にある神経細胞が、その軸索を内包を通って脊髄へと直接伸ばし、大脳皮質から脊髄へと運動の指令を送る。延髄下部で交差して脊髄の対側へと伸びるため、片側の大脳皮質神経細胞は、その反対にある側の手足の運動を制御する。脊椎を通る位置によって以下の2つに分けられる。-外側皮質脊髄路-前皮…
脳の深部にある大脳基底核の入力部。大脳皮質に囲まれた脳の深部に存在し、視床下核と共に大脳皮質の広い領域から興奮性入力を受ける。線条体という名前の由来は、内包を横切って尾状核と被殻を結んでいる灰白質や尾状核や被殻の中を走る有髄線維の小束によってできる縞目。運動の制御や金銭や賞賛のような報酬の情報処理や社会的なやりとりに関わる。線条体の損傷によって意欲の低下が生じる。報酬の有無にかかわらず、目標を達成するための行動意欲に関わることも確認されている。報酬に動機づけられた目標志向行動…
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