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原子の構成要素のひとつ。原子核の周囲に存在する負の電荷を持つ素粒子。
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他の硫黄原子に可逆的に結合することのできる特徴的な硫黄原子。6つの価電子を持つ。生体内において、CysSSHなどの超硫黄分子中から転移してタンパク質のチオール基(-SH)を超硫黄化することで活性硫黄分子種を生成する。生理作用としては細胞保護作用などが報告されている。タグ:
ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6熱やアルカリ、酸化によって分解される。また、銅や鉄などの金属によって酸化されやすい。ビタミンC自身は酸化されやすい物質で、他の物質が酸化されることを防ぐ抗酸化作用を持つため、酸化防止剤として食品に使われる。体内ではミネラル(鉄や銅)の還元の他、SODを還元するなど多くの酸化還元反応に関与している。ビタミンC自身が酸化されるこ…
フェノールとアセトンから合成される、白色で難溶性の有機化合物。ポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂など、様々な樹脂の製造に用いられる。缶詰の内部の金属防蝕塗装など、食品に関わる用途で使用される場合もあるが、人体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、使用に関しては規制が設けられている。エポキシ樹脂やポリカーボネート樹脂の製造原料として,また抗酸化剤,難燃剤,顕色剤などとしてその誘導体が繊維,染料,製紙産業などで使われている.アルキルフェノールやBPAは動物やヒトに対して内分泌系をかく乱…
分子内の原子が電子を引きつける強さ。原子同士の化学結合様式(共有結合、イオン結合、水素結合)を決定する要因となる。元素の周期表において、一般に電気陰性度は右上に近付くほど強い。-同族の元素(同列)では表の上ほど原子半径が小さく、最外殻電子が原子核に引き付けられやすいため大きくなる-同周期の元素(同行)では表の右ほど原子核の電荷が強くなるため大きくなるしたがって、フッ素が最も電気陰性度が大きい元素となる。非金属元素(太枠内)は金属元素よりも電気陰性度が高くなる。第18族元素(希…
筋肉を長期間使用しないことで起こる、その筋肉の萎縮。廃用性筋萎縮とも。光学顕微鏡レベルでは、筋繊維が萎縮し、その形態は円形化する上、細胞間間質には結合組織の増生が認められる。電子顕微鏡レベルでは、アクチン線維およびミオシン線維はびまん性に配列の異常や断列あるいは消失が見られる。ミトコンドリアや筋小胞体、グリコーゲン顆粒は縮小・減少する。筋肉のタンパク質の合成が抑制されると同時に、カテプシンDの活性が約50%程度上昇して分解が促進される。タグ:
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