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酸化還元反応において、他の物質から電子を奪うもの。酸化剤のひとつ。*1
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キサンチンの脱水素を触媒するデヒドロゲナーゼ。分子量が15万のタンパク質2つからなる二量体。2個の鉄硫黄クラスター、FAD、モリブドプテリンの3種類の補酵素を持つ。キサンチンオキシドレダクターゼ(XOR)のNAD+を補酵素(電子受容体)とする脱水素酵素型であり、XORの多くはXDHとして存在する。この酵素反応によって過酸化水素などの活性酸素が発生することが知られている。
寄生性線虫の卵の産生を抑制する抗寄生虫作用を持つ有機化合物。海洋性海綿動物から発見され、豚回虫のNADHフマル酸レダクターゼを阻害することが知られている。蠕虫の嫌気的呼吸鎖複合体(複合体Ⅰ)のキノン還元部位を低濃度で特異的に阻害し、ユビキノンを電子受容体とする哺乳類の好気的呼吸鎖の酵素は阻害しない。
細菌から哺乳類などの様々な生物種で保存されている酵素。牛乳に大量に含まれており、牛乳から初めて抽出・発見された。キサンチン酸化還元酵素とも。生物種によって役割が異なり、哺乳類における主な役割はアデニンとグアニンを含むヌクレオチドの異化。ヒトにおいてはプリン分解系の最終の2段階を触媒する。つまり、ヒポキサンチンの2位の炭素原子をヒドロキシ化してキサンチンに、さらにキサンチンの8位の炭素原子をヒドロキシ化して尿酸に代謝する。ヒトの体内で尿酸を産生する唯一の酵素であるため、この異常…
原子の構成要素のひとつ。原子核の周囲に存在する負の電荷を持つ素粒子。
他の物質を酸化する作用を持つ物質。自身が還元されることで、他の物質を酸化する。-電子受容体
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