電解質(electrolyte) †
水(溶媒)に溶けるとプラスイオン(陽イオン)とマイナスイオン(陰イオン)に分かれて電気を帯びる物質。分かれたイオンを指すこともある。*1
食塩などのイオン性化合物は、水に溶けてカチオン cation(陽イオン。陰極 cathode に引き寄せられることから)とアニオン anion(陰イオン。陽極 anode に引き寄せられることから)に解離します。*2
体内の電解質*3 †
- ナトリウムイオン(Na+)
- カリウムイオン(K+)
- カルシウムイオン(Ca2+)
- マグネシウムイオン(Mg2+)
- 塩化物イオン(Cl-)
- 重炭酸イオン(HCO3-)
- リン酸二水素イオン(HPO42-)
例えば、血漿にはカリウムイオン(K+)が最も多く含まれる。二酸化炭素の70%は重炭酸イオンとして運ばれる。細胞内外の体液のやり取りや、腎臓における尿浸透圧などに関係する。*4*5
*1西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt
*2液体の化学テキスト 電解質溶液: http://kuchem.kyoto-u.ac.jp/ubung/yyosuke/lclec_text/chemliq04_c07.htm
*3腎臓におけるナトリウム排泄の調節: http://ci.nii.ac.jp/naid/120005944391/
*4内分泌疾患による電解質異常のアプローチ: http://www.kawasaki-m.ac.jp/diabetes/conference/20051109RS.pdf
*5血液による酸素と二酸化炭素の運: http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/gasuunpan.pdf
*2液体の化学テキスト 電解質溶液: http://kuchem.kyoto-u.ac.jp/ubung/yyosuke/lclec_text/chemliq04_c07.htm
*3腎臓におけるナトリウム排泄の調節: http://ci.nii.ac.jp/naid/120005944391/
*4内分泌疾患による電解質異常のアプローチ: http://www.kawasaki-m.ac.jp/diabetes/conference/20051109RS.pdf
*5血液による酸素と二酸化炭素の運: http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/gasuunpan.pdf
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このページの最終更新日時: 2018-08-06 (月) 07:54:08