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ペニシリウム属の一部など、青く見えるカビのこと。アオカビ。
関連する用語
リンゴ青カビ病の原因となるペニシリウム属真菌。湿度が高けれ低温でも毒素を産生し、ヒトに対しては消化管出血を引き起こす。
ワルファリンの基となったクマリン誘導体。ビタミンKエポキシドレダクターゼとビタミンKキノンレダクターゼを阻害することで血液凝固を抑制する。クマリンがペニシリウム(青カビ)に代謝されることで生じる。家畜のスイートクローバー中毒の原因となる。
京都産の米に付着した青カビの一種から発見された、コレステロールの合成を阻害する有機化合物。プラバスタチンの前駆体。メバスタチンとも呼ばれる。コンパクチンの水素がメチル基に置き換わったスタチンがロバスタチン。
カビの属のひとつ。一部は青や白に見えるため、それぞれ青カビ、白カビと呼ばれる。抗生物質のペニシリンは、この属のカビから産生されるためペニシリウムに因んだ名が付けられた。チーズ製造におけるスターター菌として使用されるものがある。-ペニシリウム・キャンディダム-ペニシリウム・カメンベルティ-ペニシリウム・エクスパンサム
真菌のひとつ。微生物の中で最も多くの遺伝子を持つ。大きさは5~6μmで細菌よりも遥かに大きい。細い細胞が連なって繊維のようになって繁殖するため糸状菌とも呼ばれる。胞子によって繁殖する。種類によって毒性を持つものや、酵素としての働きを持ちアオカビのように食品に使用されるものもある。
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