健康用語WEB事典

非典型経路(atypical pathway of NF-κB activation)

NF-κBの活性化経路のひとつ。細胞紫外線照射などのストレスを受けた際に活性化される。

この経路において、IKKβプロテインキナーゼとしてではなくIκBαβ-TrCPとの会合を介在するアダプター分子として機能し、細胞核内でβ-TrCPIKKβIκBαによる複合体が形成され、IκBαユビキチン化を受けて分解される。*1

また、通常はNF-κBは抗アポトーシス遺伝子発現を誘導して細胞の生存を促進するのに対して、この経路で活性化された場合は逆に抗アポトーシス遺伝子発現を抑制して細胞死を誘導する。

*1広島大学大学院医歯薬学総合研究科創製医科学専攻探索医科学講座医化学研究室 研究内容紹介(鎌田グループ) ストレスに応答したNF-κBの活性化機構と細胞応答の解析: https://home.hiroshima-u.ac.jp/ikagaku/researches_kamata.html

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このページの最終更新日時: 2019-11-14 (木) 14:10:00