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中血管炎のひとつ。全身の動脈に起こるが、特に冠動脈に起こる。1967年に川崎富作によって報告された。4歳以下の乳幼児に見られる子どもの代表的な炎症性疾患。1歳前後に好発する。皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS)とも。主な症状は5日以上続く発熱、目(眼球結膜)の充血、唇や舌の発赤、苺舌、首のリンパ節の腫れ、発疹、手足の発赤や腫れ、硬性浮腫、指先の皮膚が剥ける膜様落屑など。BCG注射箇所が赤く腫れ上がる。目や唇の赤みは非常に強い。頚部リンパ節の腫れは化膿性の頚部リンパ節炎に似ている…
自律神経失調症や頭部・頚部損傷、更年期障害・卵巣欠落症状における自律神経症状に対する治療薬。商品名はグランダキシン。交感神経と副交感神経のバランスを整えて自律神経を安定させる。また、末梢組織の血液循環を改善する。タグ:
A群β溶血性連鎖球菌の感染症。3〜9歳の子供に多い。飛沫感染する。初期には高熱(39〜40℃)、喉の強い痛みや腫れ(咽頭炎、扁桃炎)、扁桃腺への白い膿の付着などの症状が見られる。腹痛、吐き気、頭痛、苺舌、発疹、頚部リンパ節腫脹なども見られる。
鉄欠乏性貧血、舌炎、嚥下困難の3つが起こる症候群。前癌状態のひとつとされる。貧血症状(動悸や息切れ、全身倦怠感)や輪状後部・頚部食道の粘膜萎縮、固形物の嚥下困難感、舌炎、口角炎などがある。舌炎はハンター舌炎と同様に粘膜の萎縮によって乳頭が消失して痛みを伴う赤い平らな舌となる。プラマー・ビンソン症候群の場合、赤血球が小球性低色素性となり平均赤血球容積(MCV)は低下する。
嚥下反射や痛みの伝達に関わる神経ペプチド(タキキニン)。11個のアミノ酸から構成される。NK1受容体のリガンド。迷走神経および舌咽神経の知覚枝の頚部神経節で合成され、咽頭や気管の神経終末で一定濃度に保たれている。この蓄積されたサブスタンスPが放出されると嚥下が惹起される。大脳基底核の黒質線条体で生成されるドーパミンによってその合成が促進される。一次求心性線維に存在し、脊髄後角神経細胞を興奮させること、機械的および熱の刺激による脊髄の侵害受容反射を増大させること、動物に疼痛関連…
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