最近更新された用語
人体の最も高い部分に位置する、中枢神経(脳)が存在する部位。
関連する用語
頭蓋骨内部を覆う硬膜の内側にあるくも膜と、脳全体を覆う軟膜との間(くも膜下腔)に出血する脳出血のこと。死亡率が高く、後遺症が残る可能性の高い重篤な症状。主に脳動脈瘤の破裂によって起こる。その他の原因は血管の奇形や腫瘍、外傷など。40歳以降で女性に多く、家系内にくも膜下出血の病歴がある場合に頻度が高い。くも膜下出血が起こると、突然非常に強い頭痛を感じる。その後に嘔吐や気絶が起こることがある。実際にクモ膜下出血になった患者さんの話をうかがうと、「ほんとうになぐられたような頭痛」、…
身体における頭と尾の向き。哺乳類の前後軸は遠位臓性内胚葉(DVE)と呼ばれる領域の細胞群によって決定される。前頭葉は前方から後方へ向かう前後軸に沿って、処理する情報が抽象的な内容から具体的な動作へと移り変わっていくことが知られている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症のひとつ。SARS-CoV-2に感染した後に起こる思考力や記憶力、判断力の低下。頭にモヤがかかったような感じとなることから名付けられた。人の話や文章が理解できない(理解しにくくなる)、普通では間違えない失敗をする、物事を記憶できない、思い出せないなど。タグ:
強い不安とそれを一時的に軽減するための繰り返し行動で特徴づけられる精神疾患。生涯有病率は約2%とされる。強迫症とも。頭から離れず繰り返し同じことを考えてしまい(強迫観念)、それによって生じる不安や不快感から一時的に逃れるために何度も同じ行動を行う(強迫行為)という症状が見られる心的障害。例えば、鍵がしっかり閉まっていないことで何か起こるのではないかと不安に思い(強迫観念)、何回もドアノブを確認する(強迫行為)。治療法として、不安に立ち向かい強迫行為をしないことを練習する行動療…
出血時などに血液が固まる働き(血液凝固)を助けるビタミン。γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素となる。発見当初は凝固ビタミンと呼ばれ、凝固を意味するドイツ語「Koagulations」の頭文字を取ってビタミンKと名付けられた。ビタミンKは、酸化型ビタミンKから還元型ビタミンKを経てビタミンKエポキシドへと変換されるサイクルを回ることによって血液凝固因子が作られ、出血した際に血を止める役割を果たす。このサイクルはワルファリンによって阻害される。骨形成や動脈壁の石灰化抑制にも関…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。