最近更新された用語
不整脈のひとつ。通常よりも心拍数が多くなる現象。頻脈とも。
頻脈は原因の違いによって以下のように分けられる。*1
関連する用語
心房と心室の間に先天的に存在する副伝導路。WPW症候群の原因となる。心室に伝わった興奮がケント束を介して心室から心房に戻り、再度心室に伝わるというように興奮が旋回し続けること(リエントリー)によって頻拍が起こる。転写因子TBXが発現に関わることが示唆されている。
心房を主体とした不整脈。-発作性上室性頻拍--WPW症候群--房室結節回帰性頻拍
心房からの電気信号が房室結節を通らず心室へ向かう経路。WPW症候群で見られる。心房と心室を直接筋肉で繋がっている場合が多く、一度心室に入った電気信号が再び心房に戻ってくることで頻拍が引き起こされる。
全身に血液を送るために動く心臓の部位。血液を送り出すポンプとして働く。心房からの電気信号が伝わることで収縮が起こり、血液を送り出す。全身(大動脈)に血液を送り出す心室は、心臓の左に位置しており左心室と呼ばれる。肺(肺動脈)のみに血液を送り出す心室は、心臓の右に位置しており右心室と呼ばれる。したがって、左心室の方が血液を送り出す力が強い。大動脈の血圧は肺動脈の血圧の4〜5倍とされる。左心室は肺以外の脳、肝臓、腎臓(じんぞう)、筋肉、などのたくさんの臓器に血液を送るため、とても強…
心臓上部の左右に1つずつ存在する部位。左の心房を左心房、右の心房を右心房と呼ぶ。全身から戻ってきた(大静脈)血液は右心房に流れ込み、その下にある右心室を通って肺に向かう。肺から戻ってきた(肺静脈)血液は左心房に流れ込み、その下にある左心室に流れ込む。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。