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人体に必須のミネラル。食品中にはセレノシステインなどのようにアミノ酸と結合した形で含まれる。体内には約13mgあり、ほとんどがタンパク質と結合して存在する。その形態によって吸収率が変化する(セレノメチオニンは80〜90%、セレノシステインは50〜70%)。セレンを含むタンパク質は25種類が知られている。グルタチオンペルオキシダーゼに必須な補助因子。またヨードチロニン脱ヨウ素酵素の成分として甲状腺ホルモンの活性化に関わる。国内では土壌のセレン濃度が高いため、植物に十分な量が含ま…
中毒性変化を伴う巨大結腸症。潰瘍性大腸炎に伴う重篤で死亡率の高い合併症。治療は手術やステロイド動注療法。クローン病にも合併することが報告されている。症状は発熱、頻脈、白血球増加、貧血、脱水,精神症状、電解質異常、低血圧などがある。タグ:
ジゴキシンがメチル化した誘導体。うっ血性心不全や心房細動・粗動による頻脈、発作性上室性頻拍などの治療薬。メディゴキシンとも。商品名はラニラピッド。ジゴキシンに比べて吸収率が高い。タグ:
急性ポルフィリン症の中では最も多い肝性ポルフィリン症。ヘム合成系における3番目の酵素であるポルフォビリノーゲンデアミナーゼ(ヒドロキシメチルビランシンターゼ)の先天的活性低下に起因する常染色体優性遺伝疾患。遺伝性のポルフィリン症のなかでは南アフリカとチリを除いて世界各地で最も頻度の高い病型とされる。多くは30歳代に発症し、男性より女性に多い。他の急性ポルフィリン症と同様に腹痛、便秘、嘔吐などの腹部自律神経症状に加え、中枢神経症状(痙攣や四肢麻痺など)、自律神経症状(高血圧や頻…
アルカロイドのリアノジンが結合するタンパク質として発見された受容体。小胞体上のカルシウムイオン放出チャネルとして、細胞膜上のカルシウムチャネルと連動して開口する。骨格筋や心筋の収縮に関わる。筋細胞内のカルシウムイオンは、筋小胞体からリアノジン受容体を介して細胞質に放出され、その濃度上昇に伴って筋原線維が収縮し、再び、カルシウムイオンはSERCAカルシウムイオンポンプで筋小胞体に戻され、濃度低下に伴って筋原線維が弛緩する、この繰り返しが筋の活動につながります。この遺伝子の点突然…
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