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口(顎)を構成する骨。歯が生える。
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色素細胞が無限に増える悪性腫瘍のひとつ。「ほくろのがん」やメラノーマと呼ばれる。国内では年間100万人に10〜20人の割合とされる。身体の表面の様々な部位に見られるが、特に足の裏にできやすいとされる。国内では足の裏の悪性黒色腫が30%を占める。悪性度の高いものは、直径が大きく境界が不明瞭で、色が不均一、形が無秩序などの特徴がある。ほくろが急に大きくなって盛り上がったり出血したりといった症状が起こる。リンパ管や血管を通って他の臓器に転移しやすい。口腔の悪性黒色腫は全体の0.2~…
動物の口の中にある、咀嚼するための白くて硬い組織。成人の歯(永久歯)の本数は、通常は親知らずを含めると上下16本ずつの計32本。乳児の歯(乳歯)は20本。乳歯、永久歯ともに胎児期から形成が始まり、口腔上皮の一部がエナメル質を形成するエナメル芽細胞に分化されることで形成される。上部の歯冠と下部の歯根に分けられ、歯根は歯周組織によって支えられている。外側をエナメル質(歯根ではセメント質)が覆い、その内側に象牙質、さらに内部に歯髄がある。歯は歯冠と歯根からなり,象牙質の内部には歯髄…
根尖歯周組織(歯根の先端付近の骨)で起こる炎症。根尖性歯周組織炎とも。根管内細菌に由来する病原性物質の侵入を排除するべく歯周組織で営まれる生体防御反応による。自覚症状は歯茎の腫れや噛んだ時の痛み、熱いものや冷たいものによる激しい痛み。重症化すると顎骨破壊が起こる。診断はX線検査。治療は感染細菌を物理的・化学的に除去する根管治療。レントゲン上では、根尖部に透過像が認められる(根尖病変)。根尖性歯周炎によって引き起こされる顎骨破壊にCXCL9が関わることが確認されおり、その破壊は…
骨粗鬆症の治療薬。商品名はボンビバ。骨基質であるハイドロキシアパタイトに対する高い親和性を持ち 、破骨細胞に取り込まれた後、ファルネシルピロリン酸合成酵素を阻害して破骨細胞の機能を抑制する。ビスホスホネート系薬剤による治療を行っている者は顎骨の壊死や骨髄炎が起こることが報告されている。タグ:
病原体の骨への感染によって起こる、骨髄の炎症。う蝕の進行によって顎骨に起こる(顎骨骨髄炎)。
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