最近更新された用語
治療の一環として食事から摂取する成分(タンパク質、塩分、カリウムなど)を制限すること。*1
腎臓病や糖尿病などで行われる。
関連する用語
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
食事療法や運動療法の効果が不十分な高度肥満症(肥満度が+70%以上またはBMIが35以上)における補助薬。視床下部にある食欲中枢に作用し、摂食行動を抑制する。商品名はサノレックス。モノアミン(ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン)の再取り込みを阻害して濃度を高めることで満腹中枢が刺激されて食欲が抑制される。タグ:
フェニルアラニンヒドロキシラーゼの活性欠損によってフェニルアラニンがチロシンに代謝されず、血中へのフェニルアラニン蓄積やフェニルケトン尿などが起こる常染色体劣性遺伝疾患。国内では七万人に一人とされる。新生児マススクリーニングによって確認される。食事療法によって血中フェニルアラニン値を低く抑える必要がある。
食事療法や運動療法、一部の薬剤が無効な二型糖尿病における食後血糖推移の改善薬。β細胞のスルホニルウレア受容体と内向き整流性カリウムチャネルからなるATP感受性カリウムチャネルを抑制することで、インスリン分泌を促進する。商品名はスターシス。
血液中のブドウ糖(グルコース)を調整するインスリンを分泌するβ細胞の異常や、インスリンが自体が効きにくくなることによって血糖が増え、血糖値が上がる病気。血液中のブドウ糖が尿に漏れ出る(糖尿が出る)ことからその名前が付けられた。糖尿病の患者数は国内に約1000万人ほどと言われている。初期には自覚症状はほとんどないが、合併症を引き起こす可能性の高い危険な疾患。糖尿が出た時点で糖尿病はかなり進行していると考えられる。血液中のグルコースがうまく消費されず、代わりに脂肪が消費されるため…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。