骨パジェット病(Paget's disease of bone) †
高齢者に起こる、国内では稀(2.8/100万)な骨の疾患。欧米では骨粗鬆症に次いで多い。*1
骨代謝の異常により、骨の微細構造の変化と骨の腫大や変形、それに伴う局所骨強度の低下などが起こる。発症する骨は骨盤が約50%と最多で、その他の部位は多い順に脊椎、大腿骨、頭蓋、脛骨。大腿骨に発症した場合約20%に骨折を生じるとされる。
*1Kyoto University Research Information Repository: 前立腺癌骨転移との鑑別が困難であった骨パジェット病の1例: https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/173715
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このページの最終更新日時: 2019-04-23 (火) 06:36:25