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骨盤に存在する副交感神経。下部尿路を制御して排尿に関わる。*1
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外尿道括約筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋の協調により、精液が後部尿道を経て体外へ射出される現象。精液が膀胱内へ逆流(逆行性射精)しないよう内尿道口の閉鎖が起こる。陰茎への刺激などによる性的興奮が中脳、延髄を経て胸腰髄の射精中枢へ伝わり、さらに腰内臓神経、上下腹神経、下腹神経、骨盤神経叢、精路の順に刺激が伝達される。
排尿のひとつ。膀胱に尿を貯めること。交感神経が優位の状態。膀胱からの刺激が主に交感神経を興奮させ、その興奮が骨盤神経、仙髄、腰髄、胸髄、橋の排尿中枢を経て大脳皮質へと伝わり、膀胱排尿筋が弛緩して尿道括約筋が収縮することで蓄尿が可能となる。β受容体を介した膀胱排尿筋の弛緩と、α1受容体を介した尿道平滑筋および外尿道括約筋の収縮が起こる。
尿を溜める働き(蓄尿)と尿を出す働き(尿排出)の2つのこと。排尿は、尿を排出することだけでなく、溜める働きのことも指す。排尿機能には膀胱に尿をためる蓄尿機能 storage function と,たまった尿を体外に排泄する排出機能 emptying function という二つの機能がある。脳からの神経が膀胱と尿道の働きを制御することで行われるため、中枢神経の損傷などによって排尿障害(排尿困難)が起こる。
膀胱以下の尿路。膀胱と尿道のこと。以下の神経によって支配される。-下腹神経 (交感神経)-骨盤神経(副交感神経)-陰部神経
左右に1つずつの寛骨と、脊椎の仙骨、尾骨から成る骨。BodyParts3D, Copyrightc 2008 ライフサイエンス統合データベースセンター licensed by CC表示-継承2.1 日本前方に約30度傾いている。脚の大腿骨とは、大殿筋、中殿筋、小殿筋などで繋がる。骨盤内の臓器は、直腸、膀胱、子宮、骨盤底の筋肉、尿道括約筋、肛門括約筋など。成人では女性ホルモンの影響で骨盤の形に性差が現れる。女性は出産などに適した横に広い構造となる。骨盤の形は、男性と女性でちが…
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