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骨を形成している以下の成分からできる組織のこと。*1
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間葉系幹細胞の一種。骨組織に存在し、自己複製能力と骨格系細胞への分化能力を併せ持つ。成長板軟骨、骨膜、骨髄にそれぞれ種類の異なる骨格幹細胞が存在することが報告されている。タグ:
軟骨を経て骨に置き変わる骨形成(骨化)。頭蓋骨以外のほとんどの骨で起こる。内軟骨性骨化とも。骨を長く伸ばす骨化であり、四肢を構成する長管骨の縦軸方向への成長は骨内部の成長板軟骨に存在する成長板幹細胞が増殖・分化を繰り返すことにより駆動され、生物個体のサイズを決定付ける。間葉系幹細胞が一旦軟骨細胞に分化して軟骨原器を形成する。軟骨細胞は成熟し、肥大軟骨細胞に分化するとVEGF等の成長因子を分泌し、軟骨組織は徐々に骨組織へと置換される。タグ:
骨髄あるいは全身の臓器の血管の周囲に存在する幹細胞(体性幹細胞)。骨芽細胞や軟骨などの骨組織(軟骨芽細胞)、脂肪(脂肪前駆細胞)、神経細胞、血管内皮細胞、肝細胞など様々な細胞に分化できることが報告されており、再生医療への応用が期待されている。成体では主に線維芽細胞を生み出す。CCL2やCCL5などのケモカインを産生する。間葉系幹細胞は、発生過程で中胚葉から分化する脂肪や骨にすることができ、その上、成人の骨髄、脂肪組織や歯髄などから比較的容易に得ることができます。これまでの研究…
抗エストロゲン薬のひとつ。乳がんの治療薬。商品名はノルバデックスやタスオミンなど。乳腺ではアンタゴニストとして働き、子宮内膜や骨組織、脂質代謝においてはアゴニストとして働く。CYP2D6によって代謝され、アフィモキシフェン(4-ヒドロキシタモキシフェン)およびエンドキシフェンとなる。
骨のヒドロキシアパタイトやⅠ型コラーゲンとの親和性を有する非コラーゲン性タンパク質。分子量は約3万。骨組織中やそれ以外の組織にも存在が確認されている。SPARCとも。リウマチ患者の滑液中に含まれるオステオネクチンは変形性関節症に比べ10倍上昇していることが確認されている。また、通常オステオネクチンがほとんど存在しない滑膜および軟骨に、リウマチおよび変形性関節症の患者では著しい増加が見られるとされる。発現はTGF-βおよびBMPによって強く誘導される。オステオポンチンとは対象的…
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