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髄膜に起こる炎症。
髄膜炎菌などの細菌の感染が原因になるものと、それ以外が原因のものに分類される。
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病原性を持つストレプトコッカス属細菌のひとつ。免疫力の低下した豚に感染して様々な病態を引き起こす。豚レンサ球菌とも。豚との接触によって傷口を介してヒトに感染する。初期症状として高熱、倦怠感、嘔吐などがある。豚と同様に細菌性髄膜炎が多く見られ、髄膜炎や皮下出血、毒素ショック、昏睡などの症状を起こすことが報告されている。産生する毒素はスイリシン。タグ:
レオウイルス科の一属。アルボウイルスの一種。10分節の二本鎖RNAをゲノムする。22種類のウイルスが分類されており、家畜に感染する種類が確認されている。ヒトにも感染するオルビウイルスは主に発熱や頭痛などの軽い症状をヒトに引き起こす。場合によっては髄膜炎などを引き起こすことが報告されているが死亡することは稀。-ブルータングウイルス-アフリカ馬疫ウイルス-流行性出血病ウイルス
細菌の感染が原因となる髄膜炎。化膿性髄膜炎とも。2014年時点では、国内での年間発症患者数は約1500人と推定されている。生存者の10~20%に後遺症として脳や聴覚、学習機能の障害をもたらす。原因菌は患者の年代によって異なる。6歳以降での発症は稀であるが、成人の細菌性髄膜炎における原因菌として最も多いものは肺炎球菌である。年代原因菌生後1ヶ月未満B群連鎖球菌、大腸菌1ヶ月〜3ヶ月主にB群連鎖球菌4ヶ月〜5歳肺炎球菌、ヘモフィルス・インフルエンザ、リステリア菌、髄膜炎菌、レンサ…
常在菌の一種。B群溶血性連鎖球菌とも。妊婦の場合、早産のリスクがやや高くなり、出産時に新生児に感染すると重症の感染症(敗血症や髄膜炎など)を起こすことがある。胎児がシグレック14欠損アリルを持っている場合、早産のリスクが高くなる可能性が示唆されている。
ヘモフィルス・インフルエンザの型のひとつであり、この細菌による感染症の95%を占める。細菌性髄膜炎の原因細菌。感染症はほとんどが5歳未満に起こり、肺炎や敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎などの重篤な疾患の原因となる場合がある。莢膜多糖としてポリリボシルリビトールリン酸(PRP)を有する。ワクチンとしてヒブワクチンがある。Hibの94%がヘモシンを産生する。Hibの全てがIgA1プロテアーゼを産生する。
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