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脂質異常症のこと。
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コレステロール合成阻害剤。セルタやバイコールとも。高脂血症用剤であるゲムフィブロジルとの併用により横紋筋融解症が引き起こされ、多数の患者が死亡したため、現在では販売が中止されている。
パントテン酸欠乏症(高脂血症、弛緩性便秘、抗生物質の副作用、湿疹、出血傾向など)の予防および治療薬。商品名はパントシン。リポタンパク質リパーゼの活性を上昇させ、血清中性脂肪を低下させる。血清総コレステロールを低下させ、HDLコレステロールを増加させる。また、血管壁リソソームのコレステロールエステラーゼ活性を高め、血管壁へのコレステロール沈着を抑制する。脂肪酸酸化促進、腸管運動促進作用も認められている。副作用として交感神経刺激による唾液分泌、発汗、嘔気などがある。
セラミドの1位のヒドロキシ基にホスホコリンがエステル結合したスフィンゴリン脂質。哺乳類の細胞のリン脂質の5〜10%を占める。髄鞘(ミエリン鞘)を構成する主成分。髄鞘形成促進作用を持ち、母乳にも豊富に含まれる。体内に存在するスフィンゴ脂質の約85%を占める。肉や魚、乳、鶏卵など動物由来の食品に広く含まれる。鶏が多くのスフィンゴミエリンを持つため、実験用に入手しやすい。スフィンゴミエリンというリン脂質の一種が鶏には大量に存在しています。スフィンゴミエリンには皮膚や脳に良い効果をも…
脂質異常症の治療薬。HMG-CoAレダクターゼの働きを阻害することからHMG-CoA還元酵素阻害薬とも呼ばれる。スタチン系薬剤は、高脂血症に対して広く用いられている薬剤で、コレステロールの合成を阻害することで、血中コレステロールを下げます。冠動脈の疾患(心筋梗塞)に効果があることが大規模臨床試験で確認され、その後の研究により、コレステロール値を下げる作用や動脈硬化を抑制する効果があると報告されている。-プラバスタチン-シンバスタチン-フルバスタチン-ロスバスタチン-コンパクチ…
胆管減少を特徴とする胆汁鬱滞、肺動脈に関連する先天性心疾患、眼球の後部胎生環、典型的な顔貌特徴(広く突出した額、窪んだ目、尖った顎、球根状で真っ直ぐ通った鼻)、蝶形椎体、腎臓や中枢神経系異常などを症状とする常染色体優性遺伝疾患。JAG1が原因遺伝子。多くは小児期までに黄疸などで診断されるが症状の程度は様々。患者の子は50%の確率で同じ症候群を罹患する。しばしば著明な高脂血症を伴っており、生まれつきの心臓の形の異常を合併する患者では心筋梗塞を発症する恐れがある。
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