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胸骨の下の窪み。みぞおちや心窩部とも呼ばれる。
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食道の粘膜から発生するがん。50歳以上の罹患率が高い。粘膜への浸潤が浅いうちから周辺のリンパ節に転移しやすく進行が速いため、手術と放射線治療が主となる。胃がんの診察のための内視鏡検査によって発見されることがある。自覚症状は喉や鳩尾の違和感、食事の際の食べ物のつかえや食道がしみるなど。キャベツや大根、小松菜などの摂取によって発症率が下がり、逆にタバコやアルコール飲料の摂取によって発症率が上昇することが報告されている。食道がん手術は手術ストレスが大きく、呼吸不全などの術後合併症の…
膵臓の外分泌腺に長期間持続的に炎症が起こることで徐々にその細胞が壊されて線維化し、膵臓の機能が失われる疾患。肝硬変に似た変化が膵臓に起こる。症状は持続的な鳩尾や背部の痛み。この痛みは膵臓の線維化や膵石、蛋白栓などによって膵液の流れが悪くなることによる。放置して膵臓の機能が失われると食欲低下、下痢(脂肪便)、体重減少などが起こる。原因は主に飲酒(70%)。アルコール以外には胆石、高脂血症、副甲状腺機能亢進症など。特発性のものも多い。
膵臓に起こる急激な炎症(膵炎)。自覚症状は腹部(鳩尾)や背部の激しい痛み、嘔気、嘔吐。重症化すると腸閉塞、ショックや多臓器不全が起こる。国内の患者ではアルコールと胆石が主な原因になっているとされる。胆石が原因の場合、茶褐色の尿が出る。薬剤や造影剤、手術、高脂血症などが原因となる場合もある。
胸郭の前方中央にある、肋骨(第一から第七肋骨)の肋軟骨と鎖骨の軟骨が結合する骨。以下の3つの骨から構成される。-胸骨柄-胸骨体-剣状突起
食道が胃酸などによる傷害を受ける際に感じる焼けるような痛み。鳩尾周辺に起こる。広辞苑によると、「胸焼けは、食道内に灼熱感の起こること。胃内の酸の増加に伴う酸性のおくび(げっぷ)に原因する」とあります。つまり、胃酸による胸の熱い感じや酸っぱいものが上がってくる感じを一般に胸焼けと言います。
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