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食用となる鶏の卵。
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出血時などに血液が固まる働き(血液凝固)を助けるビタミン。γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素となる。発見当初は凝固ビタミンと呼ばれ、凝固を意味するドイツ語「Koagulations」の頭文字を取ってビタミンKと名付けられた。ビタミンKは、酸化型ビタミンKから還元型ビタミンKを経てビタミンKエポキシドへと変換されるサイクルを回ることによって血液凝固因子が作られ、出血した際に血を止める役割を果たす。このサイクルはワルファリンによって阻害される。骨形成や動脈壁の石灰化抑制にも関…
セラミドの1位のヒドロキシ基にホスホコリンがエステル結合したスフィンゴリン脂質。哺乳類の細胞のリン脂質の5〜10%を占める。髄鞘(ミエリン鞘)を構成する主成分。髄鞘形成促進作用を持ち、母乳にも豊富に含まれる。体内に存在するスフィンゴ脂質の約85%を占める。肉や魚、乳、鶏卵など動物由来の食品に広く含まれる。鶏が多くのスフィンゴミエリンを持つため、実験用に入手しやすい。スフィンゴミエリンというリン脂質の一種が鶏には大量に存在しています。スフィンゴミエリンには皮膚や脳に良い効果をも…
鶏などに感染するインフルエンザウイルス。感染した鶏肉や鶏卵を食べることでヒトに感染することはない。H5N1(鳥インフルエンザA)がヒトに感染する例が報告されている。
アメリカのFDA、FAO、WHOで採用された、タンパク質の栄養源としての評価を行う基準。アミノ酸価とも呼ばれる。タンパク質を構成する必須アミノ酸の含有バランスから、そのタンパク質からどれだけ身体のタンパク質を合成できるかを評価する。鶏卵や牛乳のタンパク質を基準(1.00 または 100)として数値で評価する。制限アミノ酸と他のアミノ酸との含有量の差が大きいほどアミノ酸スコアが低くなる。栄養学では、卵に含まれるタンパク質を基準にして「アミノ酸スコア」を割り出していますが、どの食…
リゾチームの塩化物。粘液に含まれる抗菌成分。商品名はムコゾーム(点眼薬)など。慢性結膜炎や慢性副鼻腔炎などに対する改善作用が報告されている。塩化リゾチームは,卵白より抽出されたムコ多糖分解酵素で,溶菌作用,瘢痕形成促進作用,抗炎症作用,膿粘液分解作用など種々の薬理作用が知られている。薬剤に含まれるものは鶏卵アレルギーの原因となる場合がある。
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