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排卵した卵胞が変化してできる器官。*1
ルテインと脂肪滴を含むため黄色く見える。
関連する用語
女性ホルモンの一種。プレグナンジオールの前駆体。黄体ホルモンや妊娠ホルモンとも。副腎皮質および性腺(卵巣および胎盤)においてプレグネノロンから3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼによって産生される。血漿中では、その90%がコルチゾール結合タンパク質やアルブミンと結合している。排卵後の黄体期において、黄体はプロゲステロンを分泌して着床と妊娠維持に働く。プロゲステロンがヒトを含む哺乳類の脊髄に存在するオスの性機能専用神経回路を減衰させることが報告されている。
女性の月経周期における、排卵後の期間。排卵後に黄体から分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)によって、基礎体温が卵胞期よりも高温になる。高温期とも。また、プロゲステロンの増加によってできものができやすくなる、気持ちの不安定化が起こるなどの変化が現れる。 黄体期には水分が体内に貯留し、体重が増加しやすいことが報告されている。無排卵性月経では黄体期が起こらない。
ハーブやスパイスなどの精油の成分であり、アロマオイルに含まれる揮発性の二環式セスキテルペン。レタスやトウモロコシの幼根部に対する生育促進作用を持ち、これにはオーキシンやエチレンが関与している可能性が示唆されている。黄体後期(月経前)特異的に抑うつ状態を改善することや、マタニティブルーや月経前症候群に対して有効であることが報告されている。商品名はフェミラックス。TOPLESSのリガンドとなり、タバコ植物体における遺伝子発現の制御に関わる。
月経の異常や卵巣および黄体の機能不全に対する治療薬となる黄体ホルモン。商品名はノアルテン、ルナベル。タグ:
プロスタノイド受容体のひとつ。PGF2αをリガンドとする。妊娠末期の黄体では、PGF2αによってFP受容体が活性化され、これが黄体退縮による陣痛発来のスイッチとして働くことが報告されている。
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