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リポキシゲナーゼのひとつ。動脈硬化の進行や前立腺がんの抑制に関与しているとされる。*1
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穀類の糠に多く含まれる有機化合物群。フェルラ酸シクロアルテニルや24-メチレンシクロアルタニルフェルレートなどのフェルラ酸エステルを主成分とする。フェノール性ヒドロキシ基を有し、これによる抗酸化性を持つ。15-リポキシゲナーゼやシクロオキシゲナーゼに対する阻害活性を有する。10mg/kgのγ-オリザノールは3mg/kgのインドメタシンと同等のアジュバント誘発関節炎抑制作用を示すことや、γ-オリザノールに含まれるフェルラ酸エステルが12-O-テトラデカノイルホルボール-13-ア…
不飽和脂肪酸に酸素を付加する反応(酸化)を触媒する酵素。植物のクロロプラストやミトコンドリアに存在し、カロテノイドの退色を触媒する。動物の体内にも存在し、アラキドン酸からプロスタグランジンの生成を触媒することが知られている。ルテインによって働きが阻害される。大豆の青臭さは、大豆が含むリノール酸にリポキシゲナーゼが作用して生成されるn-ヘキサナールが原因とされる。酸素を付加する位置の違いによって分類される。-5-リポキシゲナーゼ-8-リポキシゲナーゼ-12-リポキシゲナーゼ-1…
前立腺に起こるがん。前立腺の外腺から発生する悪性腫瘍。国内での罹患率は増加傾向にある。日本では前立腺がんで亡くなる患者数は現在年間約7000人、20年前の約3倍です。この数字は他のがんと比べると、男性のがんで亡くなる方の5番目ですが、2020年には肺がんについで第2位になるだろうと予測されています。初期には自覚症状がほとんどない。進行すると前立腺肥大症に似た排尿困難の症状が現れ、さらに進行すると腰や足の痛みが現れる場合がある。高脂肪食はマクロファージ由来のIL-6を介した前立…
カンナビノイドのひとつ。大麻に含まれる。主に最も薬理作用の強いΔ9-テトラヒドロカンナビノールを指す。幻覚の原因となる。15-リポキシゲナーゼを強力に阻害する。
動脈の血管が厚くなったり、コレステロール(を取り込んだマクロファージ)が血管に付着したりすることで、血管の弾力性が無くなった状態。脳血管疾患の主な原因となる。頚動脈エコー検査によって全身の血管の状態がわかるため、動脈硬化の検査として行われる。また、ABI検査や網膜の動脈を見ることでも、どの程度動脈硬化が進んでいるかを知ることができる。眼底血管の内膜と中膜の厚さが1.5mmを超えると動脈硬化ありと診断される。動脈硬化によって足の膝から下の動脈が詰まることが多く、末梢動脈疾患(間…
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