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セレノプロテインおよびヘパトカインのひとつ。ミネラルのセレンを多く含むタンパク質。主に肝臓で合成され、血液中に分泌されて各臓器にセレンを運ぶ。細胞内に存在するセレン含有タンパク質(グルタチオンペルオキシダーゼなど)の生合成に用いられる。LRP1のリガンドとなり、筋肉のインスリン抵抗性を誘発する。二型糖尿病や脂肪肝の患者には、血液中のセレノプロテインPが増加し、血糖値を増加させることが報告されている。ヘパトカインの異常は、インスリン抵抗性や2型糖尿病に関連する可能性がある。最近…
肥満によって増える脂肪細胞によってインスリンが効きにくい状態(インスリン抵抗性)になることや、インスリンの分泌量自体が減ることよって起こる糖尿病。糖尿病の90%近くがこの二型糖尿病である。インスリンの投与が必ずしも必要でない場合があるためインスリン非依存性糖尿病とも呼ばれる。糖尿病とは血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの作用不足による高血糖状態と定義され、2型糖尿病の根本病態はインスリン抵抗性とインスリン分泌不全である。二型糖尿病ではメラトニン血中濃度が低下している…
ジペプチジルペプチダーゼのひとつ。ペプチド鎖の一端から2番目にあるプロリンまたはアラニンの場所でアミド結合を切断する。CD26とも呼ばれる。血液中や細胞表面に広く存在している。インクレチンを不活化してその作用を消失させるため、2型糖尿病の治療薬となる。ペプチドホルモンの分解に関わり、そのホルモンの活性状態を適切に調節する役割を持つ。GLP-2を不活性化する。
PPARγのアゴニスト。チアゾリジンジオンの誘導体。2型糖尿病の治療薬となるが、肥満、浮腫、肝障害などの副作用が知られている。
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