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セロトニン受容体の一種。以下の3種類が存在する。
関連する用語
慢性動脈閉塞症に伴う症状に対する治療薬。商品名はアンプラーグ。血小板および血管平滑筋における5-HT2受容体に対する特異的な拮抗作用を持ち、抗血小板作用と血管収縮抑制作用を示す。
セロトニン受容体(5-HT2受容体)のひとつ。統合失調症やパーキンソン病の精神症状(幻覚・妄想)などに対する治療薬の標的となる。5-HT2A受容体への刺激が、黒質ドーパミン神経の活動を抑制することや線条体でのドーパミン神経の神経終末からのドーパミン遊離を抑制することなどが知られている。
セロトニン受容体(5-HT2受容体)のひとつ。胃粘膜に発現する。シスプラチン投与によってEC細胞から分泌されるセロトニンが5-HT2B受容体に結合すると、グレリンの分泌が強力に抑制される。漢方の六君子湯の成分であるイソリクイリチゲニンは5-HT2B受容体のリガンドとなり、グレリンの分泌を促進して摂食量低下を抑制する。
セロトニン受容体(5-HT2受容体)のひとつ。大脳辺縁系(扁桃体、側坐核、海馬、視床下部など)に比較的高発現する。情動や摂食、睡眠などに関与する。アルコール依存症に5-HT2C受容体のRNA編集が関与する可能性が示唆されている。この受容体のアゴニストであるロルカセリンが中枢性の抗肥満薬としてFDAから認可を受けている。
セロトニンをリガンドとする受容体。脳や消化管に存在する14種類が確認されている。脳の部位によってセロトニン受容体の働きが異なる。うつ病の人が改善させたいのは前頭葉のセロトニン受容体です。これに対し、脳幹にあるセロトニン受容体は、食欲や性欲、睡眠などに関わっていますから、ここは別に作用しなくてもいいところでしょう。-5-HT1受容体--5-HT1A受容体--5-HT1B受容体--5-HT1C受容体--5-HT1D受容体--5-HT1E受容体--5-HT1F受容体-5-HT2受容…
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