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アミロイドβのこと。
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ローズマリーの葉に含まれる、抗酸化作用を持つポリフェノール。5kgのローズマリーに1.5gのカルノシン酸が含まれるとされる。アミロイドβの分泌を抑制することが確認されている。ローズマリーなどに含まれるカルノシン酸(CA)は転写因子 Nrf2 の活性化等を介して神経保護作用を発揮することが知られている。これまでに私たちは培養 SH-SY5Y ヒト神経芽腫細胞において、CAが α 切断を促進することによりAβ分泌を抑制すること、さらに、Aβ誘導アポトーシスを抑制することを報告した…
アルツハイマー病の原因物質と考えられているタンパク質。脳内で生成されることは古くから知られているが、それ以外の組織で生成されるアミロイドβも血液によって脳に運ばれ蓄積することが動物実験によって確認されている。40~43個のアミノ酸が連なってできたペプチド(タンパク質断片)で、アミロイドβ前駆体タンパク質(APP)が、酵素であるγ-セクレターゼやβ-セクレターゼによって分解されることで生じる。認知症患者の脳内に凝集体となって存在することが確認されている。ただし、アミロイドβの蓄…
柑橘類や陳皮に特有のフラボノイドのひとつ。特にシークヮーサー(シークワーサー)に多いとされる。化学的には6個のメトキシ基を持つポリメトキシフラボン。血糖の上昇や発がんを抑える作用、慢性リウマチの予防および治療、脂肪細胞の分化抑制に効果があることが確認されている。これに加え、認知症の改善効果が示唆されている。神経細胞のモデルとして汎用されるPC12D細胞(ラット副腎髄質細胞)にノビレチンを処理したところ、神経細胞突起伸展作用が発見されました。また、ノビレチン処理により突起伸展作…
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