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アシルキャリアータンパク質を参照。
関連する用語
脂質代謝に関わる、パントテン酸の代謝産物。4'-ホスホパンテテインとも。コエンザイムA(CoA)やアシルキャリアータンパク質(ACP)の補欠分子族の構成成分。食事中に含まれるCoAは小腸でデホスホ-CoAやホスホパンテテイン、パンテテインに加水分解され、最終的にパントテン酸へ分解される。
脂肪酸の合成に関わる酵素(脂肪酸シンターゼ)のひとつ。脂肪酸合成酵素による合成途上の脂肪酸中間体は、常にACPのセリン残基に結合したホスホパンテテインのSH基にチオエステル結合しており、遊離の状態で存在することは無い。ホスホパンテテインを補欠分子族とする。
ビタミンBのひとつ。ビタミンB5とも呼ばれる。補酵素として、糖や脂質(脂肪酸)の代謝に関わる。例えば、ピルビン酸からのアセチルCoAの合成や脂肪酸からのアシルCoAの合成など。パントテンは「いたるところに存在する」という意味であり、その意味の通り、通常の食生活で不足することは稀とされる。パントテン酸自体は黄色の油状物質。食品添加物として使用されるカルシウムとの塩(パントテン酸カルシウム)は無色。パントテン酸の生理機能は,CoA や ACP の補欠分子族である4'-ホスホパンテ…
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