AMPA受容体(α-amino-3-hydroxy-5-methyl-4-isoxazolepropionic acid receptor) †
グルタミン酸受容体のひとつ。AMPAをリガンドとする。AMPA型グルタミン酸受容体とも呼ばれる。
シナプスのほとんど存在しない胎児期の神経細胞にも発現していることが確認されており、その細胞の増殖や分化などに関わるとされる。
AMPA受容体の機能は、哺乳類の成体の脳で興奮性シナプス伝達の担い手として、学習・記憶に重要な役割を担っていることが知られています。*1
神経細胞のシナプス可塑性に深く関わる。以下の4種類のサブユニットによって構成される四量体。*2*3
*1グルタミン酸受容体の新たな機能の発見〜松果体様器官形成にAMPA型グルタミン酸受容体が必須〜 - 生理学研究所: http://www.nips.ac.jp/release/2017/03/ampa.html
*2高次脳神経機能、特に学習・記憶における シナプス可塑性の分子機構 髙宮考悟: http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/1physiol/greeting/pdf/340101.pdf
*3「ALSにおけるRNA編集異常と脊髄運動ニューロン死」郭伸 (東京大学・大学院医学系研究科・脳神経医学専攻・神経内科学教室): http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/molneurobiol/brain/kenkyu16n/kenkyu02.html
*2高次脳神経機能、特に学習・記憶における シナプス可塑性の分子機構 髙宮考悟: http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/1physiol/greeting/pdf/340101.pdf
*3「ALSにおけるRNA編集異常と脊髄運動ニューロン死」郭伸 (東京大学・大学院医学系研究科・脳神経医学専攻・神経内科学教室): http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/molneurobiol/brain/kenkyu16n/kenkyu02.html
ご意見・ご要望をお聞かせください。
AMPA受容体に関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-05-12 (日) 16:44:54