健康用語WEB事典

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人体の中で最大の臓器。体内のエネルギーを骨格筋とほぼ同じ割合（21.3%）で消費する。重さは体重の約2%を占める（1.0〜1.5kg）。レバーとも呼ばれる。右葉と左葉に分けられ、間には肝鎌状間膜が存在する。右葉は左葉よりも大きく、その下面には胆嚢が存在する。肝臓を構成する細胞は、その大部分を占める肝細胞（肝実質細胞）と、肝臓で作られた胆汁を十二指腸へ運ぶ胆管の細胞である胆管細胞に分けられる。肝臓には細胞（肝細胞とそれ以外の肝非実質細胞）が2500億個もあるとされ、非常に高い再…

血管新生に関わるアンジオポエチンに構造が似ている分泌タンパク質のファミリー。アンジオポエチン様タンパク質。8種類のアイソフォームが確認されている。-ANGPTL1-ANGPTL2-ANGPTL3-ANGPTL4-ANGPTL5-ANGPTL6-ANGPTL7-ANGPTL8

細胞表面（多くは細胞膜上）に存在し、ホルモンなどと結合して外からの刺激・情報物質を受け取ることができる部位。主に膜タンパク質。レセプターやリセプターとも呼ばれる。受容体に結合できる分子のことをリガンドと呼ぶ。受容体に結合したリガンド自体は細胞内に入らないが、その細胞では様々な変化が引き起こされる。受容体とは、ホルモンや神経伝達物質などの特定の物質（リガンド）と結びついて細胞の反応を生じさせるタンパク質の一種で、外部の刺激をキャッチし、細胞の内部に伝える最初の砦のような役割を持…

数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。

肝臓から分泌されるホルモンの総称。肝由来分泌タンパク質。肥満や糖尿病によって過剰に作られるヘパトカイン（セレノプロテインPやLECT2）は、筋肉に作用することで運動抵抗性やインスリン抵抗性を引き起こすとされる。金沢大学 医薬保健研究域医学系の金子周一教授、篁俊成教授および御簾博文准教授らは、肝臓から分泌されるホルモンである「ヘパトカイン」のひとつが、骨格筋に作用することで、運動を行っても、その効果を無効にする「運動抵抗性」という病態を起こしていることを発見しました。-セレノプ…

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