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ネプリライシンとアンジオテンシンⅠ受容体に対する阻害作用を併せ持つ医薬品。*1
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ブラジキニンなどの血管作動性ペプチドを分解する酵素。また、ナトリウム利尿ペプチドの分解に関与する中性エンドペプチダーゼ。脳内に存在する中性エンドペプチダーゼの中でもアミロイドβに対する分解活性が強い。アルツハイマー病患者の脳では特に海馬でネプリライシンの発現が低下していることが報告されている。サクビトリルなどのネプリライシン阻害薬は血管収縮やナトリウム貯留、リモデリングなどに関わる神経ホルモンの過剰な活性化を抑制する作用を有する。タグ:
アンジオテンシンのひとつ。構成アミノ酸は Asp-Arg-Val-Tyr-Ile-His-Pro-Phe-His-Leu 血漿に含まれるアンジオテンシノーゲンに糸球体から血液中に分泌されたレニンが働くこと(レニン-アンジオテンシン系)で生成される。アンジオテンシンⅠは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)によって血管収縮および血圧上昇の作用が強いアンジオテンシンⅡに変換される。
細胞表面(多くは細胞膜上)に存在し、ホルモンなどと結合して外からの刺激・情報物質を受け取ることができる部位。主に膜タンパク質。レセプターやリセプターとも呼ばれる。受容体に結合できる分子のことをリガンドと呼ぶ。受容体に結合したリガンド自体は細胞内に入らないが、その細胞では様々な変化が引き起こされる。受容体とは、ホルモンや神経伝達物質などの特定の物質(リガンド)と結びついて細胞の反応を生じさせるタンパク質の一種で、外部の刺激をキャッチし、細胞の内部に伝える最初の砦のような役割を持…
ヒトを含む動物の疾病の診断や治療、予防に使用される物質のこと。厳密には、薬機法第2条第1項によって以下のように定義される。+日本薬局方に収められている物+人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であって、機械器具等(機械器具、歯科材料、医療用品、衛生用品並びにプログラム(電子計算機に対する指令であって、 一の結果を得ることができるように組み合わされたものをいう。以下同じ)及びこれを記録した記録媒体をいう。以下同じ)でないもの(医薬部外品及び再生…
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