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セレンとリン酸の結合した化合物。化学式 HPSeO32– で表される。体内で生成されたセレン化水素イオン(HSe-)がATPと反応してできる。セレノリン酸はホスホセリルtRNAと反応し、セレノシステインtRNAを生成する。タグ:
解糖系のひとつ。エムデン-マイヤーホフ経路とも。細胞質内に存在する10種類の酵素反応からなる代謝経路であり、酸素の関与なしでATPが生成される。グルコース1分子からピルビン酸を介して最終的に2分子の乳酸とATPを生成する。C6H12O6 + 2ADP + 2NAD+ + 2Pi → 2CH3CHCOOH + 2ATP + 2NADH + 2H2O + 2H+グルコース → グルコース-6-リン酸 → フルクトース-6-リン酸 → フルクトース-1,6-ビスリン酸 → (ジヒド…
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
アデノシン三リン酸(ATP)のナトリウム塩。頭部外傷後遺症や心不全、調節性眼精疲労、消化管機能低下による慢性胃炎、メニエール病および内耳障害によるめまいなどの治療に用いられる。商品名はトリノシン、アデホス。
プリン塩基のひとつ。6-アミノプリンとも。ATPやADPの構成成分であり、DNAの塩基配列を構成する塩基。DNAにおいてはチミンと、RNAにおいてはウラシルと結合する。アデニンを含むヌクレオシドはアデノシンと呼ばれる。放射線や薬物による白血球減少症の治療に用いられる。商品名はロイコン。
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