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B細胞のこと。
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形質細胞やBリンパ球(B細胞)が産生する、免疫に関わるタンパク質。エミール・アドルフ・フォン・ベーリング(Emil Adolf von Behring)と北里柴三郎によって発見されたが、命名はその後に行われたとされる。主に血液中や体液中に存在し、体内に侵入してきた病原体や破損した細胞などを捉えて、それを排除する働きをする。γ-グロブリンに含まれるため免疫グロブリンとも呼ばれる。人体は、一度侵入してきた異物(抗原)に対して抗体を作り、以後同じ異物が侵入してきた時に対抗できるよう…
胎盤の栄養芽層細胞とBリンパ球に発現する抑制性のシグレック。この遺伝子のSNPと全身性エリテマトーデスの相関が報告されている。
好中球とBリンパ球に発現する抑制性のシグレック。この遺伝子のSNPと細菌感染や歯周炎との相関が示唆されている。
白血球のひとつである血液中の免疫細胞。-T細胞(Tリンパ球)-B細胞(Bリンパ球)-NK細胞-NKT細胞これらのリンパ球は、通常は不用意に働かない様に不活性状態となっている。抗原による刺激を受けることで、その都度活性化する。これは、リンパ球が活性化されると炎症を伴うため、過剰に働くことによる身体への負担を防ぐためである。リンパ節に分布する交感神経からノルアドレナリンが分泌されると、リンパ球に発現するβ2受容体が刺激され、その結果リンパ球のリンパ節からの脱出が抑制される。
関節リウマチなどで現れる自己抗体。リウマチ因子とも。リウマトイド因子の定義は以下の通り。-自己抗体-類似抗原と交差反応する-関節炎と関連を有する-IgMクラスが優位-慢性関節リウマチに高頻度で現れるが疾患特異性が低いB細胞から分泌される。炎症をおこした関節滑膜組織には、Bリンパ球もいて、リウマトイド因子とよばれる免疫グロブリン(抗体とも呼びます)を大量に分泌し、抗原と抗体からなる免疫複合体を作って補体を活性化して、さらに好中球をも刺激しています。
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