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C1を構成するセリンプロテアーゼのひとつ。
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補体の活性化経路のひとつ。抗原抗体複合体の形成により、IgG、IgMのFc受容体へのC1qの結合またはC1qの病原体表面への直接の結合を起点として進行する。結合したC1qは2分子のC1rを活性化し、続いてC1rが2分子のC1sを活性化する。C1複合体はC4に結合してこれを分解し、続いてC2も分解してC4bとC2aを生成する。C4bとC2aは結合してC3転換酵素であるC4b2aとなる。ここまでの一連の反応は初期反応と呼ばれる。C2欠損状態では古典経路による補体の活性化が起こらな…
補体のひとつ。補体第一成分とも。最初に反応する補体であり、C1q、C1r、C1sの3種類からなる複合体として血液中に存在する。C1rとC1sは各々2分子が結合する。C1qがFc受容体または病原体に結合することで補体の活性化(古典経路)が始まる。
C1を構成する成分のひとつ。補体の古典経路の開始に重要。免疫複合体を構成する抗体にC1がC1qを介して結合すると、C1rとC1sが順次活性化され、活性化したC1sがC4とC2を分解する。その結果生成するC3転換酵素(C4bC2a)によりC3はC3aとC3bとに分解され、C3bは免疫複合体に沈着する。高齢マウスの血中にC1qが増加しており、それに伴いWntシグナルの活性化が上昇して細胞の老化を誘発することが報告されている。
C1r/C1s類似のセリンプロテアーゼ。-MASP-1-MASP-2-MASP-3
活性中心としてセリン残基を持つプロテアーゼ。コラーゲンなどの難分解性タンパク質を分解できる。ジイソプロピルフルオロリン酸(DFP)によってプロテアーゼ活性が完全に阻害される。-トリプシン-キモトリプシン-リポタンパクリパーゼ-アセチルコリンエステラーゼ
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