C3b

C3の分解によってC3aと共に生じる分子。自己の細胞上では補体Ⅰ因子によって不活化されiC3bとなる。*1*2

C3bは食細胞CR1への結合を介して病原体に結合し、その貪食と破壊に寄与する。また、膜侵襲複合体を形成する反応を触媒するC5転換酵素の構成成分となる。*3

極めて反応性の高いチオエステル結合を持つため、病原体だけでなく自己の細胞膜上にも結合してそれを傷害する恐れがある。通常、自己の細胞上には補体H因子MCPCD46)、トロンボモジュリンなどが存在し、補体Ⅰ因子によるC3bの速やかな不活化を促してこの傷害を防いでいる。*4

*1国立大学法人 岡山大学 C3: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/protein/C3.htm
*2補体制御因子と腎疾患 遠藤守人: https://hachinohe-hachitan.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=111&item_no=1&page_id=45&block_id=102
*3エッセンシャル免疫学 第2版|MEDSi メディカル・サイエンス・インターナショナル: http://www.medsi.co.jp/e-meneki2/
*4抗C5抗体療法 小林ひとみ 武井正美 日本大学医学部内科学系血液膠原病内科学分野: https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/76/1/76_28/_article/-char/ja

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このページの最終更新日時: 2019-05-16 (木) 16:18:22