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コレシストキニンを参照。
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1980年に腸管から発見されたペプチド。38個のアミノ酸からなる。PPファミリーに属する。主に食物中の脂質による刺激によって回腸や結腸など(L細胞)から分泌され、膵臓の外分泌抑制作用、胃排出遅延、小腸内通過遅延作用などを示す。コレシストキニンと同様に求心性迷走神経活動を増加させる。その情報は延髄孤束核を介して視床下部へと伝達され摂食抑制作用を示す。ペプチドYYの受容体は弓状核の神経細胞にも存在し、末梢組織に投与したペプチドYYは弓状核の神経活動を変化させる。CCKやPYYは、…
腸管内の分泌細胞のひとつ。小腸下部に存在する。CCKやGLP-1、ペプチドYYなどを分泌する細胞。
十二指腸や空腸のI細胞および回腸と結腸の神経細胞から分泌されるホルモン。腸管から分泌されたコレシストキニンは迷走神経から延髄孤束核を介して、視床下部弓状核のNPY/AgRPニューロンを抑制すると同時にPOMC/CARTニューロンの活動を促進して摂食を抑制する。味細胞に発現し、苦味によっても分泌される。味細胞および味神経に発現するコレシストキニンの受容体(CCK-Ar、CCK-Br)を介して苦味情報伝達に関与するとされる。食後の胃酸、膵液、胆汁の分泌を制御する。脂質の消化吸収へ…
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