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好塩基球に発現するケモカイン受容体。*1
関連する用語
IL-4やIL-13によって気管支上皮細胞や血管内皮細胞で発現が誘導されるエオタキシン。CCL26とも。CCR3とCX3CR1を介して好酸球やキラーT細胞などを遊走する。CCR2にはアンタゴニストとして作用し、単球に対して逆走化作用を示すと報告されている。CCR1とCCR5に対してもアンタゴニストであると報告されている。
ケモカインをリガンドとする受容体。ヒトには現在までに19個のケモカイン受容体の存在が報告されてる。血球には複数種類のケモカイン受容体が発現する。単球/マクロファージには, CCケモカインに対するレセプターであるCCR1・CCR2・CCR5・CCR8, CXCケモカインに対するレセプターであるCXCR1・CXCR2・CXCR4と, CX3CL1に対するレセプターであるCX3CR1が発現していることが報告されている。-CCR(11種類)--CCR1--CCR2--CCR3--CC…
主に遺伝子発現のことを指す。
血液中のタンパク質が抗原となり、それに対する抗体(IgG)が結合してできる抗原抗体複合体が種々の臓器の血管周囲に沈着して起きる炎症。Ⅲ型アレルギーの原因となる。アルツス反応とも。血管炎症候群や全身性エリテマトーデス、関節リウマチなどの炎症に関わる。CCR1やCCR5などの複数のケモカイン受容体と、そのリガンドであるCCL3などが関わることが報告されている。
白血球のひとつ。大きさは12〜15μm。末梢血液中の数%にも満たない程度に数が少ない。貪食作用を持たず、好中球と好塩基球を抗原の場所へ誘導したり、血小板を凝集させたりといった機能を持つ。ヘルパーT細胞の一種であるTh2細胞の免疫応答に関わるとされる。好塩基球はMHCクラスⅡ分子を産生しないにも関わらず、細胞表面に同分子を検出できることを確認したほか、生物内から取り出した好塩基球では、同分子を細胞表面に出していなかったが、同分子を多く産生している樹状細胞と一緒に培養すると、樹状…
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