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単球やNK細胞に発現するケモカイン受容体。MCP-1をリガンドとする。CD192とも呼ばれる。
好酸球の脱顆粒を制御する。*1
関連する用語
血液中を巡るリンパ球のひとつ。ナチュラルキラー細胞とも。細胞の変性したMHCや膜上の抗原を認識して攻撃する免疫細胞。β-エンドルフィンの受容体や細胞傷害顆粒を持つ。IFN-γを産生する。抗原を特異的に認識することはできず自然免疫系に属する。HLA(HLA-C)を認識して、自己の細胞を攻撃しないように制御されている。KARを介して標的細胞上に発現する糖鎖などのリガンドを認識することにより活性化され、細胞傷害活性を発現する。抗腫瘍免疫の主体であり、T細胞のように事前の感作無しにが…
IL-4やIL-13によって気管支上皮細胞や血管内皮細胞で発現が誘導されるエオタキシン。CCL26とも。CCR3とCX3CR1を介して好酸球やキラーT細胞などを遊走する。CCR2にはアンタゴニストとして作用し、単球に対して逆走化作用を示すと報告されている。CCR1とCCR5に対してもアンタゴニストであると報告されている。
B型肝炎の治療に用いられる有機ゲルマニウム。CCR2を阻害する作用を持ち、糖尿病性腎症に対する治療薬としての利用が検討されている。
受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト(作動薬)-アンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)-インバースアゴニスト(逆作動薬)-パーシャルアゴニスト(部分作動薬)
白血球のひとつ。好中球の細胞核が分葉しているのに対して、一個の細胞核を持つため単球と呼ばれる。大きさは12〜20μmでクローバーのような形をしている。末梢血の白血球の3〜6%を占める。骨髄のcMoP(共通単球前駆細胞)で作られ、血液からがんや炎症の起きた組織に入り、マクロファージや樹状細胞に分化する免疫細胞。血液中での移動性が高く、異常が起こった部位に好中球の次に到達して病原体を貪食する。貪食された病原体はペルオキシダーゼなどの酵素によって殺菌される。分化を行う場所となる組織…
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