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赤血球や好中球、好酸球、単球、マクロファージ、B細胞、一部のT細胞など、血小板とNK細胞以外の様々な血球に発現する補体受容体。大部分は赤血球が持つ。C4bおよびC3bをリガンドとする。C3b/C4b受容体やCD35とも。C4bあるいはC3bに結合して補体Ⅰ因子の補助因子として働くことで活性型分子を不活化し、さらにC3転換酵素(C4b2a、C3bBb、C3bBbP)に作用してその活性の崩壊を促進する。赤血球上のCR1は免疫複合体の除去、食細胞上のCR1は貪食機能に重要とされる。
補体の働きの制御に関わる物質。-CTRP6-血清中の補体制御因子--C1インヒビター(C1-INH)--補体Ⅰ因子--補体H因子--C4bp--ビトロネクチン--クラステリン-細胞膜上の補体制御因子(補体制御膜因子)--DAF(CD55)--CR1(CD35)--MCP(CD46)--HRF(CD59)
C3の分解によってC3aと共に生じる分子。自己の細胞上では補体Ⅰ因子によって不活化されiC3bとなる。C3bは食細胞のCR1への結合を介して病原体に結合し、その貪食と破壊に寄与する。また、膜侵襲複合体を形成する反応を触媒するC5転換酵素の構成成分となる。極めて反応性の高いチオエステル結合を持つため、病原体だけでなく自己の細胞膜上にも結合してそれを傷害する恐れがある。通常、自己の細胞上には補体H因子やMCP(CD46)、トロンボモジュリンなどが存在し、補体Ⅰ因子によるC3bの速…
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