健康用語WEB事典

CRP(C-reactive protein)

血液検査の検査項目のひとつ。C反応性タンパク質C反応性蛋白)とも呼ばれる。基準値は 0.3mg/dL 以下。

1930年に、カルシウムイオンの存在下で肺炎球菌が持つC多糖体沈降反応するタンパク質として発見された。C多糖体に含まれるホスホコリンと結合する。*1*2

炎症によって活性化されたマクロファージが出すIL-6などのサイトカインによって肝臓で産生されるため、代表的な炎症マーカーであり、外傷や感染症膠原病などによって値が高くなる。*3*4

肝臓におけるCRPの産生はIL-1βIL-6TNF-αにより誘導されるが、IL-6によって最も強く誘導される。*5

通常検出できない微量なCRP値は高感度CRPと呼ばれる。

*1C-反応性蛋白, CRP(C-reactive protein): https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/protein/CRP.htm
*2肺炎球菌C多糖体に対する抗体応答におよぼすヒトCRPの効果: https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjmj/30/2/30_156/_article/-char/ja/
*3技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5)
*4~血液検査の意味と基準値~ 東邦大学医療センター大橋病院臨床検査部: http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/ohashi/kensa/tjoimi0000000030-att/tjoimi0000000luh.pdf
*5近畿大学医学部免疫学教室 事例の解説: http://www.med.kindai.ac.jp/immuno/jirei2013.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


CRPに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



このページの最終更新日時: 2018-09-08 (土) 08:55:32